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判例学習のポイントは、その“絞込み”にあると考えます。今回は、その切り口の一つとして、過去問での出題頻度で“絞込み”をかけてみようと思います。
平成元年から18年までの過去問をもとに、出題頻度を調査し、出題回数の多い判例を全12回に渡って紹介します。
このコーナーでは、
《コメント》《事案》《判旨》
の3項目を掲載します。
《コメント》
では、
@出題された年度と問題番号
A判旨を読む際のポイント
について述べます。
《事案》
では、必要最小限で事案を紹介します。
《判旨》
では、判決文を中法研で読みやすくなるように加工して掲載します。
中法研の独断と偏見で加工しているので、「中法研と心中はまっぴら御免だ!」という方は、お手持ちの判例集で確認してください。
それでは、早速始めましょう!
第1回 マクリーン事件(昭和53年10月4日 最高裁判決)
第2回 八幡製鉄事件(昭和45年6月24日 最高裁判決)
第3回 愛媛県玉串料訴訟(平成9年4月2日 最高裁判決)
第4回 特別区区長公選廃止事件(昭和38年3月27日 最高裁判決)
第5回 警察法改正無効事件(昭和37年3月7日 最高裁判決)
第6回 薬事法距離制限違憲判決(昭和50年4月30日 最高裁判決)
第7回 小売市場事件(昭和47年11月22日 最高裁判決)
第8回 博多駅テレビフィルム提出命令事件(昭和44年11月26日 最高裁決定)