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〜中央法律研究所へようこそ!〜
中央法律研究所のゲートをくぐってくださいまして有り難うございます。
スタッフ一同の努力の下、質素ではありますが、極めて分かりやすいパンフが作成できたと思いますが、如何でしょうか?
分からない点等ありましたら、メールでも、電話でも結構です。お気軽に事務局まで問い合わせてください。
さて、年も明けて今年は2007年、早いものです。
「一人一人を大切に!」をモットーにこの研究所を立ち上げたのが、1979年ですから、28年を経過しようとしています。
合格者がたったの2名しか出せず、涙した事。
ゼミ参加者の半数以上が合格して、雑誌の取材を受けた事。
さまざまなことが、脳裏を駆け巡ります。
ゲートをくぐった皆さんに有益なことを書けと事務局から指示されていますが、かつて、事務員として、阿部さんという女性が中央法律研究所におりました。
私の先輩の部下でOLをしていたのですが、先輩から「給料は安くても良いから、本人が資格を持ちたいと言っているので事務員として預かってくれ。」と言われ(命令され)、当所で預かることにしました。
結論から、申し上げますと彼女は、1年半の勉強で合格してしまったのです!
勤務時間は10時から5時。6時半からは当研究所の講座を受講。おそらくは、自宅に帰るのは10時半くらいになったであろうと思われます。
勉強に当てる時間は、早朝の3時間だったと記憶しております。
週2日の休みは、徹底的に1週間の授業の復習にあてていました。
お昼休みは、私他、講師陣を捕まえて、質問攻めでした。最初のうちは、楽しく付き合っていましたが、私も人間です。
昼食も取れない状況から脱却すべく、30分限定にしてもらいました。
時間の経過とともに、質問もより高度なものとなり、私では対応できなくなってゆき、「これはひょっとすると」と思うようになっていきました。
彼女は、現在東京で司法書士として立派に業務をこなしています。
美人で聡明で天は二物を与えるのだなと思ってしまったのは、私だけではありませんでした。
指導にあたっていた弁護士、司法書士全てが同感だったと思います。祝賀会は盛大なものとなりました。
当研究所のゲートをくぐった皆さんも『第2の阿部』をめざしましょう。
おかれた環境はさまざまだと思います。人間である以上、メシも食わねばなりません(生活費は稼がなければね)。付き合いもあるでしょう。
しかし、環境に流され続けると人間の可能性はそこでとまります。
私は、がんばった人は必ず報われるのがこの試験だと確信しております。阿部女史の例は、最高のプロセスであり、3年ないし5年かかって合格した人もたくさん見てきています。
しかし、合格した人間に共通して言えることは、皆、目が輝いていました。
目標に向かって努力している人は皆美しいですよね。
最後に、また阿部女史の話に戻りますが、彼女はいわゆる基本書と呼ばれているものは一切使っておりません。
当研究所のサブノートに、判例、過去問、必要な情報を全て、書き込み、自分の「基本書」としていました。
情報整理の天才だったのかもしれません。
ゲートをくぐった皆さんへの私どもからのプレゼントとして、試験までのカレンダー(質素ですみません)が同封されておりますが、ご自身の勉強の成果、目標を記録してデスクの前にでも貼っていただけると嬉しく思います。
通学で受講できる人は、講師を捕まえて質問攻めにしてやってください。ノーと言うような講師は、私は選んでおりません。
通信で受講する人は、メールまたは質問カードをフル活用して積極的に攻めまくってください。
パンフに、無駄を省いてリーズナブルな受講料設定とありますが、皆さんに経済的負担を強いることは厳然たる事実です。投下資本は早期回収が経済社会の常識です。
皆さんの早期合格を祈念して私の挨拶を終わります。
前述のカレンダーは、プロ野球のルーキーに例えて表題がつけられています。皆さんのがんばりへの一助となれば幸甚です。
がんばれ、がんばれの連呼ですが、頑張りが過ぎると、疲弊して、マイナスに作用します。いわゆるスランプです。
そんなときは、たまには、私の顔でも覗きに来て下さい。ご飯でも一緒に食べましょう。高いところは行けませんが(笑)。
以上